【参考書籍解説】しくじり米国株企業Uberがやばすぎる!?将来有望!?CEOのイカれ具合が面白い!


動画でUberのしくじりを解説したんだけどそこで参考にした書籍をここではゆるーく解説するよ!

ちなみに動画は下記から見れるから気になる人はチェックしてくれなんだぜ。
Uberの創業者のイカれ具合が面白い
今回のUberのしくじり米国企業解説動画で参考にした書籍の一つはUber戦記です。
基本的にUberの創業物語から海外展開、不祥事・取締役会での闘争がメインになっています。
中でも特徴的なのは創業者のトラビス・カラニックの奇行やライバル企業に対する攻撃的な性格など創業初期のUberの暴れっぷりと直結している点がかなり興味深いものとなっていました。

リフトに対する執拗な攻撃とか会議中とかに歩き回る奇行とかね・・・
良くも悪くもイーロン・マスクやステーブジョブズみたいな癖の強い人物ですが、こういった人だからこそ新たなテック企業を生み出せるのだなと再度納得させられた感じです。
ページ数は600ページ以上あるので辞書並に分厚い本ですが、基本物語調なのでそこまで苦でなく読むことはできると思います。

ただ、会社関連でやや専門的な用語は多少出てくるんだぜ。
Uber戦記はUberの歴史書として面白いが・・・
結論としてUber戦記はUberの創業や事業展開など事実的な歴史書としては非常に面白いです。
実際にWikipediaなどには載っていないようなグレイボウルやリフトとの抗争の裏話や会社内部の事情などが明らかにされており、読み応えがあります。

やっぱり本を読むならWikipediaとかネットでは知れない情報が知りたいもんね。
一方でちょこちょこ作者のUberに対するコンプライアンスや内部体制の批判が入るのですが、ぶっちゃけこの筆者の批判はノイズ感があってちょっと鬱陶しかったです。
正直、Uberの成り立ちや法などに対抗しながら事業を展開していくにはCEOの破天荒さや突っ走る部分はどうしても必要だと思うので筆者のコンプライアンスや内部体制の批判は綺麗事というか偽善感を感じてしまいました。
とはいえ、Uberの創業史を知るにはとても面白い書籍だと思いますので、Uberの創業に興味のある方やUberに投資を考えている方は一度読んでみてはいかがでしょうか。